ぎっくり腰のような急な腰痛、慢性の腰痛は辛いですよね。
腰痛は骨や椎間板、血管等様々な原因が絡み合って起こり、さらにストレス等メンタルな部分も影響しとても複雑です。
治療も一筋縄でいきません。
足にしびれ、痛みが出るときは脊椎や椎間板の異常を、単に腰回りがスッキリしない、痛む時は筋肉の異常を疑います。
ぎっくり腰以外は地道な治療が必要と思います。
☆原因
①背骨や椎間板の問題・・腰部脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、椎間板症、椎間関節障害、仙腸関節障害、圧迫骨折など。
②背骨周辺の筋肉の障害・・いわるゆ筋筋膜性疼痛。当院ではこれが一番多いです。
③内臓や血管の病気が原因
④がんの転移または原発
⑤背骨手術後の痛み・しびれの残存
⑥ストレス等その他の原因・・無視できない要素ですが検査ではなかなか原因として現れません。
原因解明のため諸検査をお受けください。
「他院で数か月前に検査したから検査したくない」等受診時におっしゃる方がいらっしゃいます。
恐縮ではございますが医師以外の一般の方の申し出を鵜呑みにする訳にはいきません。
ゆえに検査結果や紹介状をご持参いただく。または当院で検査をお受けいただく。
これらをご理解ください。
当院では腰痛のほとんどは腰椎周辺の局所炎症が一因ではないか?と考えています。
そのため地道なリハビリ、内服を主体とした治療を推奨しています。
☆治療法
①神経ブロック・・「荷物を持って急に腰が痛くなった」等ぎっくり腰等にはブロックは効果的です。
その他の原因の場合ブロックは「ちょっとマシかな?」程度にしかなりません。
当院にお越しの患者様のほとんどが「注射すればすぐ良くなる」と思い込んでいます。
腰痛は単純でないと当院では考えています。
むしろ安易な注射は避けるべきと思います。
根気が大事です。
②内服・・腰痛は局所に炎症があると判断しています。
消炎鎮痛薬(いわゆる痛み止めです)の服用がメインです。
ただし無痛は麻薬を使用しても無理だと思ってください。
鎮痛補助薬、漢方薬も併用します。
③近赤外線レーザー照射・・腰にレーザー照射します。
危険性はありません。
腰回りの筋肉の血流を改善、筋肉自体をほぐします。
1~2回程度をまずは1か月お受けいただきたいです。(保険診療です)
④ご自身でできる治療・・適正体重を保つ。
腰回りの筋力を鍛える。(体幹トレーニングです)。
腹圧を上げて呼吸する。
ご自身の努力が一番大切です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
8:30~ 11:30 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
14:00~ 18:30 |
△ | 〇 | × | 〇 | 〇 | × |
△は14:30に通常診療開始。日、祝休診。
日・祝日は休診
当院は保険医療機関です。
機能強化加算を算定しています。
地域において包括的な医療を提供しています。
保険診療になります。
完全予約制です。