'23/6月下旬開始予定

まだ開始予定ですので予約はできません。

進捗状況を逐次アップします。

がん遺伝子治療

 がん遺伝子治療は、正常細胞に悪影響を与えずに、全身のがん細胞に効果を発揮する治療法です。

欧米や中国では行われていますが、日本ではまだ研究段階です。

米国よりがん遺伝子治療薬を輸入し、当院の責任で点滴投与します。

対象は

☑標準治療(手術、抗がん剤、放射線治療)で手の施しようがないと言われた方。

 

副作用は発熱と全身倦怠感が数日でる程度しかでていません。

残された時間を少しでも長くするために挑戦する価値はあると思います。

 

初診時に病状の分かる資料があると助かります。

主治医の紹介状は不要です。

むしろ内緒にした方がいいと思います。

 

当院で必要に応じ腫瘍マーカーやCT,MRI検査をいたします。

がんの遺伝子タイプ説明

がん遺伝子治療の遺伝子のタイプとは、がんの発生や進行に関係する遺伝子のことです。

 

①がんを促進するがん原遺伝子(オンコジーン)

②がんを抑制するがん抑制遺伝子(チューモアサプレッサー)

の2種類があります。

 

がん原遺伝子は正常な細胞では細胞分裂や増殖を制御する役割を持っています。

変異や増幅などの異常が起こると、細胞の増殖を過剰に刺激し、がん化を引き起こします。

例えば、RAS(ラス)遺伝子やHER2(ハーエルツー)遺伝子などが有名です。

 

がん抑制遺伝子は、正常な細胞ではDNAの修復や細胞増殖の停止、細胞死などを誘導する役割を持っています。

変異や欠失などの異常が起こると、その機能が失われて細胞の増殖を抑えられなくなります。

例えば、p53(ピーごじゅうさん)遺伝子やPTEN(ピーてぃーいーえぬ)遺伝子などが有名です。

 

がん遺伝子治療では、これらのがん関連遺伝子に働きかけて、がん細胞の増殖を阻止したり自滅させたりすることを目指します。

治療法

①説明・同意・・同意後即点滴投与可能です。

説明時にご本人様だけでなく、近しいご家族様も一緒に説明を受けて欲しいです。

日本では挑戦的な治療のためです。

②がん遺伝子治療薬を点滴(約30分)

③終了後、会計。

④約2週間毎の点滴を計6回。

⑤病状により追加投与5回の場合もあり。

詳細は受診時に説明します。

副作用

①発熱

②全身倦怠感

数日でる場合がございます。

概ね以上です。

ご料金(カード支払い1回払いのみ可)

300,000円/回(税抜)・・がん遺伝子治療薬代、点滴手技代、診察代等全て含む。

解熱剤(アセトアミノフェン)を解熱用に処方予定。全国的にアセトアミノフェン不足のため現在問屋さんと交渉中です。

腫瘍マーカー検査やCT検査等は別途かかります。

詳細は受診時に説明します。