|すぐに受診したほうがよい頭痛|

次のような場合は、早めに大きな医療機関を受診してください。

☑突然、今までにない激しい頭痛

☑手足のしびれ、麻痺、意識がもうろうとする

☑発熱して首が痛い

☑50歳以上で初めての頭痛

☑いつもの頭痛と明らかに違う

|頭痛の種類と診断・治療について|

頭痛はとてもよくある症状ですが、原因によって対処法が大きく変わります。当院ではどのように頭痛を考え、治療を行うのかを説明します。

 

頭痛には大きく2つのタイプがあります

1. 一次性頭痛

頭痛そのものが病気で、ほかの病気が原因ではないタイプです。

代表的なもの:

☑片頭痛

ズキズキする痛み
吐き気、光や音がつらい
片側だけ痛むことが多い

☑緊張型頭痛

頭全体が締めつけられるような痛み
肩こりやストレスが関係

☑群発頭痛  

片側の目の奥がえぐられるように痛い
涙や鼻水が出る
決まった時期に集中して起こる

一次性頭痛は問診が最も大切です。

 

2. 二次性頭痛

ほかの病気が原因で起こる頭痛です。まれですが、命に関わるものもあるため、まずこちらを除外します。

くも膜下出血(突然の激しい痛み)
髄膜炎(発熱・首の痛み)
脳腫瘍
脱水、感染症 など

 

|診断の流れ|

1. 問診(もっとも重要)

次のようなことを確認します。

どんな痛みか(ズキズキ、締めつけ、刺すような痛みなど)
どこが痛いか(片側、両側)
どれくらい続くか、どれくらいの頻度か
吐き気、発熱、しびれなどの症状があるか
ストレス、睡眠不足、姿勢などの影響はあるか
服用している薬や持病

 

2. 診察

神経の働きに異常がないかを確認します。

 

3. 検査(必要な場合のみ)

二次性頭痛が疑われるときに行います。必要性に応じ協力医療機関を紹介します。

CT・MRI(脳の状態を確認)
血液検査(感染や炎症のチェック)
髄液検査(髄膜炎などの疑い)
眼底検査(頭の圧が上がっていないか)

 

|治療|

☑片頭痛

痛みを抑える薬(市販薬やトリプタンなど)
吐き気止め
頭痛が頻繁な場合は予防薬
睡眠・食事・ストレス管理も大切

☑緊張型頭痛

鎮痛薬
ストレッチや姿勢の改善
トリガーポイント注射
近赤外線レーザー照射

☑ 群発頭痛

酸素吸入
専用の注射薬
発作を減らすための予防薬

☑二次性頭痛

原因の病気を治すことが最優先になります。必要性に応じ協力医療機関を紹介します。